私は在学中に訪問介護支援員（以下「ヘルパー」と省略。）の仕事内容やまごころの企業理念などを特別講師として来校された原田社長からお話を伺う機会がありました。ヘルパーは自分の生活スタイルに合わせて働く事ができるので、子育て中の私にも「仕事と家庭の両立」が可能だと思いました。仕事内容も身体介護（排泄、入浴）、生活援助（調理、洗濯、買い物等）、通院介助などバリエーションも多く、生活支援技術向上にも繋がります。入社当初は先輩ヘルパーの方と利用者様のお宅を訪問してサービス内容を教えていただきました。いざ、１人で訪問してみると緊張して覚えていた事を忘れ、時間ばかりが気になってしまい、思うようにサービスが出来ない日もありました。そんな時は上司や先輩ヘルパーの方達が的確な助言をしてくださるので、とても安心して仕事をすることが出来ています。こうしたヘルパーの経験は自らの成長(人間力)となり、自らが成長すれば利用者様の笑顔と感動を増やすことに繋がると信じ、３年目も頑張りたいと思います。

　中村学園高等福祉専攻科を修了し、とくぢ苑の介護職員として働いています。学校では介護に関する技術、知識をたくさん学びました。先生方は皆優しく、分からないことがあれば分かるまで熱心に指導し、時には相談に乗って精神面を支えてくださいました。実習ではさまざま施設へ行き担当の利用者を支援することで、利用者様の気持ちを常に考えて介護することの大切さを学びました。
　とくぢ苑に勤めて6年目になり、現在1丁目のリーダーをしています。利用者様に対しどのように支援していけばよいか、職員・他職種と連携し利用者様に合ったケアを統一していけるよう日々頑張っています。利用者様が生活していく中で笑顔になってもらうことが一番と思いながら介護しています。会話ができない方にジェスチャーや歌を歌い関わることで表情が変わり笑顔が見られると、やりがいを感じ介護をしていて良かったと思います。これからも利用者様を笑顔にできるような介護福祉士を目指して頑張っていきたいです。